AI × Crystal(結晶)  = AIxtal  「アイクリスタル」

AIを活用して結晶材料を進化させる

社名の由来

AI × Crystal(結晶)  = AIxtal  「アイクリスタル」

AIを活用して結晶材料を進化させる

事業目的

プロセスインフォマティクス事業

  • 半導体を中心とした製造業の開発・設計・製造プロセスの最適化支援
  • 半導体材料の結晶成長プロセスの最適化支援
  • 半導体ウェハ製造プロセスの最適化支援
  • 半導体デバイスの設計・製造プロセスの最適化支援
  • IT・AIを活用した製造業におけるさまざまな最適化支援

SiC事業

  • SiC(シリコンカーバイド)の開発・製造
  • 溶液法による6インチ、8インチSiCの製造

AI教育事業

  • AIを製造現場を中心とする業務の最適化に活かすための方法論の提供
  • 「アイクリスタル寺子屋」としてオンライン教育プログラムを中心に提供

アイクリスタルは半導体材料および半導体デバイスを中心とする製造業の開発・設計・製造プロセスをIT・AIで最適化する、名古屋大学発のIT・AIスタートアップです
試行錯誤に時間がかかることが常識の製造業分野に対し、熟練者の経験値にAIを組み合わせたプロセスインフォマティクスでさまざまなプロセスを最適化し、技術革新に貢献します
プロセスインフォマティクスを活用して、自社でSiCの開発・製造に取り組みます
AIエンジニアと現場の技術者・熟練者が協働して成果を出すための方法論を教育事業として提供します

設立の経緯

アイクリスタルは名古屋大学 宇治原研究室で行っているAIを活用したプロセスインフォマティクスと溶液法によるSiC(シリコンカーバイド)結晶成長の研究を事業化することを事業目的にしています

インバーターなどの電力変換装置に使われるSiCパワー半導体デバイスは、従来のシリコンのパワー半導体デバイスと比較して省電力化に著しく貢献し、小型化・軽量化も実現できるため、世界の省エネルギー化・温暖化対策に欠かせないテクノロジーとして期待されています
このSiCパワー半導体デバイスはSiCウェハから製造されますが、現在、商用リリースされているSiCウェハはすべて昇華法という製法で量産されており、製法の特性上、ウェハの結晶欠陥改善に限界があります
この結果、SiCパワー半導体デバイスは省エネルギー性能が高いにも関わらず、信頼性が低く、現在は採用が限定的です

名古屋大学 宇治原研究室は昇華法の結晶品質上の欠点をカバーする高品質結晶成長技術として注目されていた溶液法でのSiC単結晶成長の研究を2003年に本格的にスタートし、10年以上の基礎研究により、2017年に10mmの世界最高品質SiCを開発することに成功しています
しかしながら、溶液法には、昇華法に比べ結晶サイズが小さいという課題がありました
この課題を解決するためにAIを活用したプロセスインフォマティクスに本格的に取り組んだ結果、高品質SiC の大口径化が驚異的なスピードで進行し、2018年に3インチ、2019年に6インチのSiCを実現しています
現在、商用ベースで流通している昇華法で製造されているSiCは4インチおよび6インチで、数年後には8インチが主流になるものと予想されています
そのため、高品質な溶液法による6インチおよび8インチSiCの量産技術をいち早く確立し、地球温暖化対策に貢献したいと考えています

また、SiC結晶成長で獲得した、コンピューターシミュレーションに限界があり、1回の実験に時間とコストがかかるためビッグデータを蓄積することが難しいプロセスに対しても最適化計算を行うことができる独自のプロセスインフォマティクスのノウハウを、他の先端材料や設計・製造プロセスの最適化に応用した研究を本格化させた結果、さまざまなプロセスで効果を上げることができるようになってきました
このような背景を踏まえて、アイクリスタルを起業しました

アイクリスタル株式会社

〒464-0814 名古屋市千種区不老町 名古屋大学 インキュベーション施設206